2016年11月27日日曜日

パン・菓子工房oui プロジェクト 現場なんです。

皆さま、こんばんは。
ウィの栗林です。



スタッフルームからのぞく作業所の窓


大変ご無沙汰してしまいすいません。
工事は進んでいます。
プロジェクトも進んでいます。


あっという間に過ぎ去った11月。
物事は「現場で決まる」という訳で、色々と段取りがうまくいっていなかったことがあり、現場に足を運び、現場で話し合い、現場で調整し、現場で決める、という日々を過ごしておりました。


大工さん、業者さん、大家さん、ここむぎのメンバーなど、沢山の人に現場に足を運んでもらいました。長い話し合いにもつきあって下さって本当にありがとうございます。




当たり前のようなことなのですが、あらためて現場なんです。



新卒で入った会社が現場を持っている会社だったので、よく現場の声を聞け、と上司に叱られたことを思い出しました。
今回は調整役でありながら、施主でもあるわけで、諸々の責任も含め、気持ちを引き締め直しました。そんな訳で、ブログをどう書いていいやら悩んでいたら少し時間を置いてしまいましたが、苦労はあるけれどここで一緒に活動してくれる人たちの支えと、美味しいパンや菓子を楽しみにしてると声をかけてくださる町の人々の期待を応えるべく、益々頑張ります。




さて、町外から応援して下さっている皆さんからは、工房の全体像を見たいと言われます。
ここで一緒に活動してくれる町の人たちのことも少しずつ紹介していけたらと思っています。

気が付けばブログでも細部ばかりお伝えしていましたね。


失礼しました。


屋根も窓もつきました。



そして、そして、現場に足を運んでいる間に、11月末が来てしまいました。
寄付キャンペーンは道半ば。
既に応援メッセージとともにご寄付を下さった皆様、本当にありがとうございます。
このまま建物が完成しても機器を導入できないということにならないように、
寄付集めも引き続き頑張って参ります。


資金が集まっていないのに工事を進めたことに疑問を持っている人もいると思うので少し説明させてください。
このプロジェクトは既にフェリシモさんから300万円の支援金を頂いています。このお金は来年3月までにプロジェクトをスタートさせなければなりません。さらに、現在の被災地では家屋や公共施設など建設工事ラッシュで大工さんや業者さんのスケジュールを合わせて頂くことは大変なのが現状です。このような状況下で、今工事を進めることになった経緯があります。

どうぞよろしくお願いします。

今回は以下大きい文字にさせてもらいました。

※本プロジェクトは現在工房建設のための資金を集めています。
ご寄付のお願い詳細(PDFで開きます)



栗林

2016年11月10日木曜日

パン・菓子工房oui プロジェクト 今年の種まき

皆さん、こんにちは。
ウィの栗林です。






現在建設中の工房の前に広がる大家さんの畑。
今日、この場所に麦まきをしました。


麦はほとんどの作物が育たない冬の寒さに強いので、
10月~11月に種まきをします。


国産小麦は北海道が有名ですが、ここ南三陸入谷でも
美味しいパンが焼ける強力粉が作れています。




たまたま通りがかったおでってさん

自転車通りがかった知り合いがお手伝いして行ってくれました。



写真で見ると簡単にそうに見える種まきですが、
凸凹した土にちゃんと種を落とすのが意外にも難しいのですよ。





さて、工房の方はどんどん作業が進んでいます。
断熱材を入れて、窓もつきました!!
もうすぐ床板をはっていきます。




近日、内壁はりのおでってさん大募集します!!



栗林


※本プロジェクトは現在工房建設のための資金を集めています。
ご寄付のお願い詳細(PDFで開きます)


ご寄付を下さった皆様へ
本当にありがとうございます。いただいたご寄付は大切に使わせて頂きます。
今後も引き続き、パン・菓子工房ouiプロジェクトの応援をよろしくお願いします。



2016年11月5日土曜日

パン・菓子工房oui プロジェクト 餅まきならぬパンまきを

皆さん、こんばんは。
ウィの栗林です。


建前以降、お天気に恵まれ、現場の工事はどんどん進んでいます。


イイ感じに西日が差し込む工房です。



さて、建前当日のお話をするところ、
実は施主初心者の私は朝から不慣れなことに大慌てでして、
写真撮影どころではなく、気がついたらほぼ終了。


そのため、2016年11月1日9時~15時までの濃密な時間を私の稚拙な文章でお伝えできるのか
不安ですが、よろしければ最後までお付き合いください。


お話は前日から始まります。
建前の日の餅まきは恒例行事ですが、私たちはパン・菓子工房をつくるということで、
大家さんと相談して、お餅のかわりにパンを手づくりすることにしました。

建前前日、ここむぎ(昨年実施したパンのスキルアップ講座から生まれたパンづくりのグループ)
メンバーで紅白パン50セットを準備しました。


赤いパンは、大家さんが育てている野菜・ビーツと今年収穫したこの土地の麦「はるゆたか」を使いました。ロシア料理で有名なボルシチもビーツのピンク色が特徴ですが、ビーツはパンにしてもそのキレイな色を見せてくれます。食べると独特な土ぽさがありますが、これが食事パンとして具材を挟むととっても美味しいんです。






さて、とうとう迎えました当日の朝。
晴天のはずだった建前は怪しい雲行き。
しかも、冷え込みがいつになく厳しい。なんとも辛い状況からのスタートです。


9時には既に棟梁、大工さん、職人さんにご近所の助っ人さんも加わって、
雨が降る前にせっせっと屋根の準備。

女性陣は、食事準備。
お魚とここで取れた旬の野菜をつかったおもてなし料理です。


12時の知らせ(この辺りは町内放送が流れます。)もないうちに、
いよいよ、雨が降り始めます。。。


お昼はおにぎりでさっと済ませたと思ったら、いよいよ建前の儀式に。

あれだけ準備して確認していたはずなのに、
まさかの施主、つまり私が参加することをすっかり忘れていて、


「施主が入らず、どうする」


と言われて、イザ。



建物の中に足を踏み入れ、施主感動。


棟梁が用意してくれた神様の前に座るとさらにプロジェクトのお願い事があふれてきて、
合わせた手に力が入ります。




そんな施主の感動とは関係なく、外の雨は降り続けています。
そういう訳でパンまきも残念、と話していたところ、
傘をさしてお祝いに来て下さったご近所のおばあちゃんたち。


ここで棟梁、


「やるか(パンまき)」


「え、はい。」


そうなんですか、そうなんですか、、慌てる私をおいて。









「いくよー、いくよー」


空飛ぶ紅白パン


それまで寒さで固まっていた皆の表情が急に笑顔になりました。

寒さも雨も関係なし、傘を置いて、空飛ぶパンに夢中になって拾いました。

パンまき、最高。ありがとうございました。



最後は朝から作業をして下さった皆で工房の中で食事しました。


「はい、施主、真ん中に座って、まず挨拶」


「はい!!」 いやぁ、緊張。


緊張でちゃんと喋れたかあまり覚えていないですが、

「いいこと言ったぞ」 とあのユンボのおじさんに褒めてもらったので良かった。






朝から作業の皆さんは冷え切った身体に熱燗で乾杯して温まってもらいました。

ユンボのおじさんは、宮城県民謡「米節」を披露してくれました。
皆で手拍子してなんとも宴会らしくなりました。



集まって下さった皆さんのおかげで、数々の予期せぬことを乗り越え、
ご近所さんと心がほっこりするような建前となったのでした。






栗林

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2016年11月2日水曜日

パン・菓子工房(oui) プロジェクト 紅白パンでお祝い


皆さん、こんばんは。
ウィの栗林です。


気温8度。雨も降り、寒さ厳しい南三陸で、
本日、無事に工房の建前を迎えました。


私は晴れ女にはなれませんでした。。


ここむぎ特製 紅白パンでお祝い






建前は建物の無事を祈って行われる行事です。


「施主」初めての私、
インターネットを活用して建前を調べるところから始まりました。

そういえば、「上棟式があるので餅ひろいに来てください」とご案内をもらうことがありました。
なるほど、建前=上棟式=棟上げ、色々呼び方があり、さらに地域によってさまざまな慣習があり、それなりに予算も準備が必要ということがわかりました。




やらないという選択もあったのですが、
工事の無事を願うこと、職人さんたちに感謝をお伝えしたいこと、ご近所さんにちゃんとご挨拶させてもらう機会ということで、今回は大工さんと工事に関わる職人さん、ご近所の方向けに自分たちの身の丈にあった心ばかりのおもてなしをさせてもらうことを考えました。






約1週間前に決まった建前の日。
さてさて、本日の建前はどんなものだったのでしょうか。


次回に続きます。



栗林



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